先日、定期訪問先でお聞きしたお話をブログにしてみましたので、興味がある方は最後まで読んでみてください。
令和6年度の介護報酬改定がありましたが、運営法人の皆様はどのような工夫等をされておりますか?
新規加算取得、利用料の増額と運営を維持するために、大変な努力をされているとおもいます。
そんな中でも悩みや、不安はなかなか解決されないのも事実…「でもそんなときは!」
介護運営の悩み相談がある場合はOne-protect(ワンプロテクト)にご相談ください!
会社員時代の自分
介護事業所で事務員として働いておりました。
一人で複数施設、事業所の事務をすべてこなしていた時もありました。経理、補助金申請、指定申請などの業務をおこなっておりました。
会社員時代の私は、可もなく不可もない人間だったとおもいます。
仕事はそれなりにこなし、なにか問題がおきても、周りの皆様に助けていただける恵まれた環境にいました。
知らないってことが恥ずかしいと思っていた時代
当たり前なんですが、世の中には知らない事ってたくさんあるとおもいます。
弁護士はすべての法律が熟知しているとはおもいません。(専門分野があるくらいですから)
落語家がすべての落語を話せるとも思ってません。(最近落語が好きです。落語初心者です。好きな演目「初天神」)
当時の自分は介護業界で働いている以上、その業界のプロフェッショナルなるのが当たり前だとおもっていました。
介護のことはすべて知っていないと恥ずかしいとおもってました。
3億円の損失とは?
本題はここから↓
とある介護事業所協議会の総会の中でのお話を聞かせていただきました。(参加してません)
この介護事業の総会では毎年、行政職員による勉強会が行われてるとのことでした。
今回は介護事業所の運営を苦労されている事業所の皆様に加算算定の周知があったとのことです。
加算名は伏せますが(所定単位数×10/100)が上乗せになる加算です。
単純に計算すると売り上げが10%あがる加算となっております。
ここで驚きの事実が…
この加算を算定している事業所が4事業所しかないとのことでした。
4事業所の内訳は明かされなかったですが、4件のうち2件は確実に私のお世話になっていた事業所だとおもいます。(私が計画を作成しました)
残りの2件は・・・当時一番仲良くしていただいた事業所だとおもいます。
というのも、人員基準も施設整備基準も必要としない加算なら、ほかの事業所にも知っていただきたいとおもい、電話でお話した記憶があります。
結論からいうと、私しかこの地域でこの加算に気づいてなかったということですね。
衝撃と同時に、すぐに電卓を準備しました。
この地域全体の事業所はいくら損をしていたのか?(もともと知らなかった加算のため「損」という表現は正しくないかもしれないです)
① 平均売上 4,289,000円 (介護事業経営概況調査の結果から引用)
② 損失期間 6年(72月) (私が算定を開始した日から現在まで)
③ 加算単位 ①×10/100
④ 事業所数 10社
合 計 308,808,000円
この事実を知ったみなさん
この加算を知った事業所の皆さんは少し「ざわ…ざわ…」してたみたいです。
自分が経営者なら「なんで今まで算定してなかったんだ!」と自分自身にいら立つかもしれないです。
そこで私から皆さんへの質問ですが
「まだほかにも算定できる加算あるんじゃないんですか?」
・日々の業務が忙しくて新しい加算にまで目を向けれない
・加算の算定方法がよくわからない など
といったお悩みがあるときはぜひ、One-protect(ワンプロテクト)までご相談ください。
お力になれるとおもいます。
コンサルティング等もお受けいたします。
コンサルティングって必要?
コンサルティングって必要ですか?と少し前にとある金融機関の職員にいわれました。
個人的には僕も必要ないとおもってるにんげんですが、
ただ、今回の件を例にすると、私のお客様は加算の取得をできていたわけですから、「コンサルティングの成果」だと考えております。
人には得意なことや、苦手なことってあるとおもいます。
得意なことは伸ばして、苦手なことは誰かにお願いするのも大切な事業運営になるのではないかと考えております。
すこしでも、皆様が長く事業運営ができるように、One-protect(ワンプロテクト)はお客様の大切なものを護れる事業をとして今後もお手伝いさせていただきます。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
大変な事業といわれている介護事業ではありますが、知らない事学習することで運営、経営に明るい兆しが出てくるかもしれません。
職員採用の方法、従業員の定着、離職率の改善等の相談もお受けしております。
なにか一つ変えるのは大変な時間、労力が必要となりますが、いま帰ることが、10年、20年後の先の未来につながると考えておりますので、おこまりごとは、ご連絡ください!